雨漏りは屋根から上からと思われている人は少なくありません。しかし、屋根材の耐久年数は20年から長いものでは50年以上あり、屋根材が劣化して雨漏りする事は、ほとんどありません。
それではなぜ雨漏りするのか
第一位は、屋根材のズレ、割れなど。地震や台風などの結果おこってしまう現象でズレたり、割れたりした部分の補修を行えば解決します。
第二位は、シーリングの劣化、切れなど。建物には、シーリングと呼ばれるゴム状の素材が多く使われています。隙間を埋めるこの素材は、5年前後で劣化してしまい雨漏りの原因となります。どの部分のシーリングが劣化しているのか発見するのは非常に困難です。
第三位は、防水材の劣化・割れなど。こちらもシーリング同様に耐久年数が10年前後と短いので、陸屋根やバルコニーなどからの雨漏りの原因となります。
雨漏りは発見した時にはすでにかなり進行した状態だといえますので、建物(各素材)の耐久年数を正しく知り、もし地震や台風があった場合には、はやめに点検しておかれる事をおすすめします。