屋根修理相談所 群馬エリア担当の㈱マツザワ瓦店です。
今回は趣向を変えまして、
お客様の屋根上で働いている職人の、日々の鍛錬についてご紹介します。
職人には3級、2級、1級の技能資格があり、学科試験と実技試験の両方をクリアして、資格が授与されます。
学科試験は、過去問題集で勉強したり、建築設計の授業で屋根図を練習したり、弊社では会長の書いた図面を覚えたりして勉強します。
おそらく3級ではまだ図面の意味は分かっていないでしょうが、知識と実技と現場を行ったり来たりしながらレベルアップしていきます。
実技試験は、押切機で平板瓦を切ったり、端材を利用して工場のモデル建屋に瓦を葺いたりして練習します。
※ちなみにグラインダーは使用禁止ですので、すべて手切り
平板瓦の重量は和形の瓦より重いので、指と手首の疲労が蓄積して、後半になればなるほど真っ直ぐ切るのが難しくなってきます。
ベテランの親方は、住宅一軒分は難なくこなしてしまいますが、最初は疲労困憊、翌日は腕がバキバキだと思います。
お客様の屋根上で失敗は許されませんので、工場で何度も何度も練習を重ねて一人前の職人になっていきます。
※60代の親方でも「まだまだ勉強が足りない」と言っているので、ゴールは無いのかも知れません。
そんな職人たちが活躍している、屋根修理相談所㈱マツザワ瓦店に、何なりとお問合せください。